はじめに

オルトプラスの平野と申します。前回から引き続き、Unityでのリソース管理を 従来の Resourcesや AssetBundlesから Addressable Asset Systemへ移行する手順のうち、後編のロード編を書いていきたいと思います。

<aside> 💡

Addressable Asset System を使用したリソース管理に移行する方法 (前編)

</aside>


アセットをロードする

Addressablesに登録されたアセットをどのようにロードするのか解説していきますが、ほとんどの場合は、Resources APIや、AssetBundles APIで実装されたコードからの修正、もしくはそれらを参考に新しく実装するというケースが多いかと思います。

Resources API を使用していたコードの書き換え

Addressablesでのロード処理は全て非同期ロードです。移行元のロード方法によって修正方法を検討してください。

非同期的なロード → 非同期的なロードへの修正

Resources.LoadAsyncを使用している部分は下記のようにコードの置き換えで移行可能です。

修正前

var req = Resources.LoadAsync<GameObject>("MyGameObjectName");

修正後

var req = Addressables.LoadAssetAsync<GameObject>("MyGameObjectName");