こんにちは、オルトプラス技術部のKodaNoteです。 過去のプロジェクトで作業の見積もりが面白いと感じた、「プランニングポーカー」という手法があるので、今回はそのプランニングポーカーという手法について、実際にやった手順もあわせて紹介しようと思います。
筆者が面白いと感じた作業の見積もり手法が「プランニングポーカー」です。 チームメンバー全員に数字や記号などが書かれたカードが配られ、全員が同時にカードを公開して、最終的な見積もりをチーム全員で決定するという手法になります。 また、エンジニアの作業の見積もりを出すときは、工数や人月、期間などの「時間」を見積もることがあると思いますが、この手法では「時間」を見積もるのではなく、「ポイント」を見積もります。
「ポイント」というのは「作業の複雑さ」や「相対的な大きさ」を示す単位です。例えば「2ポイントあるタスク」は「1ポイントのタスクより2倍大変」くらいのニュアンスです。
手順の説明に入る前にこのやり方が絶対ではありません。これから説明するのは筆者が実際にやったプランニングポーカーの手順になりますので、参考程度にとどめてもらえればと思います。
まずはポイントを決めるための数値が必要になるのですが、プランニングポーカー専用のカードがあります。以下の画像が実物なのですが、各メンバーが全種類のカードを持つ状態になるように配ります。

上記の画像にある一部のカードでどういう時に使用するのかを以下に記載しておきます。
プランニングポーカーをやり始める時、メンバーによって異なる数字がいきなり出る可能性があります。見積もりを始める前にこの数字はこれくらいというふうにメンバー同士で認識を合わせる必要があるため、基準となる値が必要になります。筆者が携わったプロジェクトでは以下のように基準値を決めました。