みなさまこんにちは! 株式会社オルトプラスでエンジニアをしているSho-chanです!

今回初めて、とあるプロジェクトのエンジニアリーダーに挑戦させていただきました。その中で感じたこと、失敗したこと、「もっとこうすればよかったな」と思ったことなどを記事にまとめてみました。  現在リーダー業務を担当されている若手の方や、今後リーダーに挑戦したいと思っている方の参考になれば嬉しいです!

まずはじめに軽く自己紹介をさせてください。私は生まれも育ちも京都です。歴史ある京都で育った影響なのか、私も学業の歴史に名を刻む。なんと高校時代には学年順位、約200人中の2位(下から)という輝かしい記録を樹立。高校卒業後は大学に進学するも友達ができず3ヶ月経たずに勢いで中退。その後に24歳までフリーター生活を満喫するもこのままでは”やばい”という不安だった時にドラマ「リッチマンプアウーマン」を観てプログラミングをする小栗旬がカッコ良すぎて「エンジニアになろう!」と奮起しました(単純か)。  そんなこんなで「HTML?CSS?何それおいしいの?」というレベルから勉強を始め、東京のWeb制作会社で2年間実務経験を積んだ後、オルトプラスに転職。現在はフロントエンドエンジニアとして業務しています。

とまあ、お世辞にも優秀とは言い難い私ですがバリバリ活躍してるリーダーじゃないからこそ書ける話があります。経験が浅くても、迷いながらでも、一歩踏み出したい人に届いてくれれば嬉しいです!

ではさっそくいきましょう!

◾️解像度高く全体像を把握しろ!

「いや、こんなの言われなくても分かってるよ、基本中の基本でしょ!」  ——そう思ったあなた、正しいです。頭ではみんな分かってるんですよね。でも、実際にリーダー業務を経験してみると、「え、ここ全然考えてなかった……」という見落としポイントが多く出てきました。  これは自分の経験不足も大きかったのですが、今振り返って強く思うのは、やっぱり最初から「解像度高く、全体像を把握するんだ」という意識を明確に持っていたら、こうした考慮漏れはもっと防げたはず、ということです。

では具体的にはどうすればいいのか?  それはつまり、各ポジションごとに、必要な作業や流れを自分の頭で細かく想像しておくということです。エンジニアにはフロントエンド、バックエンド、インフラなど、さまざまな領域がありますよね。そして大半のエンジニアは、その中の得意・不得意な分野を持っているものです。だから、ついつい自分の担当領域には詳しくても、他の領域は「なんとなく」で進めてしまいがちです。その結果が、「あれ、ここの設計どうなってたっけ?」「こっちの作業見積もってなかった…」という「抜け」につながるんです。

別に「全コードを把握しろ」と言いたいわけではありません。ただ、最低限、機能ごとにポジション別でどんな工程が発生するのか、誰がどんな視点で進めているのかは明確に把握しておく必要があります。

こうした全体の理解があるだけで、大雑把な指示ではなく、チームが動きやすい“適切で伝わるタスクの割り振り”ができるようになります。結果的に、それがプロジェクト全体のスムーズさにもつながっていきます。

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◾️コミュニケーションを大事にしろ!

これはエンジニアに限らず、どんな職種でも大切なことですよね。とはいえエンジニアの場合、開発フェーズに入ると黙々と作業する時間が長く、人と話すことが苦手な方もいるのではないでしょうか? 別に「仲良しこよし」になれと言いたいわけではありません。でも、メンバーが作業で詰まったときに、「これ、聞いていいのかな…」と悩ませてしまうような雰囲気があると、問題の発見も解決も遅れてしまいます。  だからこそ、「いつでも声をかけていいんだよ」という空気感をつくることが、リーダーにとってすごく大事だと感じました。認識のズレやすれ違いを防ぐためにも、心理的安全性を意識するのは本当に大事です。心理的安全性があるだけで、コミュニケーションはグッと自然になり、チームの雰囲気もポジティブになります(僕の場合は、チームメンバーみんなが気さくに話しかけてくれたので、本当に助かりました…)。

リーダーになると、キャリアや年齢が上なケースも多く、後輩や若手からは話しかけづらく感じられてしまうこともあると思います。まずは自分から積極的に声をかけることが大事です。たとえば、ちょっとした失敗談を話して「**あえて隙をつくる」**のも、チームが話しかけやすくなる工夫のひとつだと思います。

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◾️わからない事は頼れ!